自己分析的な

データベースの作業など進めていますが今日も雑記。
今作っているゲームに狐に関連したキャラクターが居るので、ネットで色々調べているうちにふと思い出して「ごん狐」を読みたくなりました。小学校の教科書にありましたよね。

先日ある友人と話していたことですが、私はどうも「理不尽」とか「不条理」という言葉が好きで、そういった救いのない、「やるせない」お話が好き、というか強く印象に残ります。幸せな話よりも深く感情移入できるんです。FEで言うと聖魔の光石でその傾向が強い。
この前「諦めたらそこで終り」の台詞が嫌いということも書きましたが、私は何事も合理的に進めたいという性格で、しかし現実にはそうは行かないことの方が多いわけです。そうすると数々の挫折、妥協を味わい続けているわけで、やるせない話に感情移入し易いというのはそういう理由からなのでしょう。

で改めて「ごん狐」を読むと、やっぱりラストの「青い煙が、まだ筒口から細く出ていました」でウルッと来る。直接関係ない描写で死を表現するって凄いね。
しかし小学生の時はそんなに感動しなかったものだが、今読んで泣きそうになるのは、やはりあの時より今の方が現実をたくさん見てきたからか……。

あ、鬱になり易い性格なのは自覚してますし、自分なりに鬱と上手く付き合っているつもりなのでご心配なく。なんか時々沈み込むことがあるのはこのブログでもちょくちょく書いてましたね。
でもお話を読んで鬱に浸るというのはちょっと気持ちよかったりします（笑）。これはあまり人には理解されないか。